糖質は脂肪へ

体内で分解され、エネルギー源となり、
人間の生命活動になくてはならない糖質ですが、
摂取しすぎると体脂肪として蓄積されてしまいます。
現代社会においては、
糖質を多く含む食べ物が溢れていますので、
健康の維持・管理の為に
食生活の見直しが大切となります。

 

 

糖質の役割

 

三大栄養素の一つである炭水化物に含まれる糖質は、
体内で消化・分解されブドウ糖となり、
腸から吸収されます。
その後、血液により体内を巡り、
大切なエネルギー源としての役割を果たします。
エネルギー源として使われなかったブドウ糖は、
肝臓でグリコーゲンとなり貯蔵されます。
そして必要な時に再度、
ブドウ糖となり活用されます。
私達人間は、動いている時、
考えている時、さらには寝ている時にも、
常にエネルギーを消費していますが、
体内で最初にエネルギーとして使われるのが糖質です。
脂質やタンパク質に比べて早く糖質が供給されますので、
最初に使われますが、
ウォーキング等の軽めな運動の際はもちろんですが、

水泳等の激しい運動の際も
糖質が使われております。
また、主なエネルギーとしてブドウ糖を使う脳は、
1日に約480キロカロリーを消費するといわれており、
糖質の不足が思考能力の低下を招きます。
ブドウ糖は赤血球が酸素を運ぶ際にも必要となります。
このように私達人間の生命を維持するためには、
ブドウ糖はなくてはならない栄養素であります。

 

脂肪として蓄積される余分な糖質

1800〜2200キロカロリーが、
一般的な成人の1日の摂取カロリーの目安とされていますが、
その50〜65%の糖質の摂取が望ましいとされております。
体を維持していく為に大切な役割を果たしている糖質ですが、
とり過ぎてしまうと中性脂肪となり、
体脂肪として蓄積されてしまうという事は覚えておくべきです。

 

例えば、ご飯は茶碗一杯で252キロカロリー、糖質55.1グラムあります。
1日三食おかずと共に食べていれば、
糖質を過剰に摂取していないか心配になります。
体を動かし食べた分のエネルギーを消費すれば問題はないのですが、
移動は自動車、職場ではデスクワークが中心、
家庭では、電化製品が普及している為
昔のように日々の生活の中で体を動かす事が少なくなっています。
さらにスポーツ等の運動習慣が無ければ、
カロリーは消費されず糖質が蓄積されてしまうので脂肪肝や肥満に気を付けなければなりません。